自由帳ミニブログ。感想・日記・雑念など。
TOP HOME

『ダイヤモンドの功罪』1巻を読みました。
面白いという評判は聞いていたのですが、面白かったです!
天才少年を前にしてまずおかしくなるのは大人たちで、それが子どもたちに伝わって関係が崩れていく構図がやるせなかった。

素直で賢くて明るくて優しくて…
でもそんなのどうでも良い!
綾本人の人格なんて どうでもいいと思わせてしまう程の才能の魅力!


このモノローグ、『天才を前にしておかしくなる』というのはどういう状態なのかが、これでもかというほど伝わってきてめちゃくちゃ好きです。
子どもの人格を「どうでも良い!」って断言しちゃうの、たしかにおかしくなっている。
これまでもこうして人格をないがしろにされてきたんだなあとわかります。
実父ではなく友人のお父さんが次郎に夢を託し始めたのもおかしくなりすぎていてびびった。他人だぞ…。

2巻は古戦場が終わったら読もうと思います。
感想