自由帳ミニブログ。感想・日記・雑念など。
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ネヴァジスタの津久居賢太郎、第一印象こそ悪かったけれど、それでも序盤の「だから 覚えちゃいない 俺は忙しくて──あいつが死ぬまで……あいつが死ぬってことに気がつかなかったんだ……」は印象的でした。
そこからしばらくして両親にかわって弟の面倒を見ていたことが明かされて、自分を監禁する子どもたちとの関係も変わってきて、その時点からどんどん大人・兄であることが染みてくるの、彼の人物開示として上手すぎるな~と読んでいます。
弟からの手紙をろくに読まずに捨てていた側面も消えないけれど、それが彼の印象を悪くするだけの描写じゃなくなったというか。『津久居賢太郎』という人間の色んな側面…。
感想